コーヒー王国 鳥取

秋の夜長、美しい紅葉の下、晴れた日には心地良い日差しの下、どんなシチュエーションでもコーヒーブレイクの時間は落ち着くものです。

そんなコーヒーにまつわる興味深いデータがあります。実は鳥取市は一般家庭の1年間のコーヒー購入額が8125円（2015年総務省統計）という高い数字で、県庁所在地や政令指定市など計52 市のうちで、なんと堂々の第1位！でした。前回統計結果の29位から大きく順位を上げましたが、やはり例の大手コーヒーチェーンの出現が家庭でのコーヒー消費にも影響を与えたのではないか⁈と言われています。

 

2015年まで、鳥取県には47都道府県で唯一スタバがありませんでした。「鳥取にはスタバは無いけど日本一のスナバがある。」との県知事の発言から、鳥取独自のコーヒー文化が生まれました。また、老舗の喫茶店も多く存在していることから、店で楽しむのはもちろん、家でもコーヒーを飲みたいという人達の希望がコーヒー購入額アップにつながっているものと思われます。

2016年には鳥取のコーヒー文化やカフェ・喫茶店文化を広めることを目的とした「世界コーヒーサミット」が開催されました。このサミットは「コーヒーの聖地とっとり」の共同宣言からスタートし、数々のイベントを通じて鳥取が「コーヒーの聖地」であると世界に宣言しました。




慌ただしい日々の中、スマホを置いて、ほっと一息、コーヒーの香りとともにお気に入りの本を楽しんでみてはいかがでしょうか。