今回は鳥取県東部地区、八頭(やず)町にある大樹寺の「有楽椿」についてご紹介致します。
曹洞宗大樹寺は鳥取池田藩ゆかりのお寺で、「中国四十九薬師霊場」「因幡薬師霊場」「中国楽寿三十三観音霊場」の札所でもあります。その中に推定樹齢400年以上の日本最古と呼ばれる大椿があります。
曹洞宗大樹寺は鳥取池田藩ゆかりのお寺で、「中国四十九薬師霊場」「因幡薬師霊場」「中国楽寿三十三観音霊場」の札所でもあります。その中に推定樹齢400年以上の日本最古と呼ばれる大椿があります。
この椿は関西では「有楽椿(うらくつばき)」、関東では「太郎冠者(たろうかじゃ)」と呼ばれ、樹高8.7メートル、幹回り1.85メートル、枝張り10.5メートルという巨木で、町指定記念物となっています。
毎年12月頃に咲き始め、3月に見頃を迎えることが多いということなので見に行ってみました。
石段を上がってすぐに迫力のある有楽椿があります。優雅な花を咲かせており、この日は天候も良く、青空に薄紅色の花がさらに映え、一足先に春を感じることができました。
また大樹寺は山々に囲まれた場所にあり、駐車場からの景色も鳥取ならではの絶景を見ることができました。
有楽椿の花の時期は4月上旬頃まで楽しむことができるそうなので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。